厚紙黄印七子餅茶プーアル茶
厚紙黄印七子餅茶プーアル茶 hou zhi huang yin qi zi bing cha
厚紙黄印七子餅茶 プーアル茶 1枚 約340g
2010/12/24 終了
製造 : 1995年
茶廠 : 雲南孟海茶廠
茶山 : 西双版納孟海茶区
茶樹 : 大葉喬木
茶葉 : 3級~7級
工程 : 熟茶
倉庫 : 広州乾倉
甘味 ●●●●●
渋味 ●●○○○ 軽快な渋み
とろみ ●●○○○ スッキリした酸味
酸味 ●●●○○
苦味 ●●●○○ 軽快な苦味
香り ●●○○○ 糯米香、樟香、沈香
熟成度 ●●●●○ 製造適度、倉庫熟成やや強め
倉庫熟成による円熟の旨味。リクエストの最も多い熟茶です。大葉種のもつ爽やかな風味に、強い甘味と米のようなコク。熟成による透明な喉ごし。誰にでもすぐに美味しいとわかるお茶です。
■再出品です(2009年3月)
当店では3度目の出品です。おそらくこれが最後の出品となります。
価格は、2004年11月に初入荷したときの3倍。
再入荷してそれが売り切れた2007年10月から5割り増しです。
広州の茶商が4年間にわたって少しずつ小出しにして価格を上げてきました。4年間で3倍の値上がりは大きく見えますが、今となっては数少なくなったこのクラスの熟茶からすると、まだ割高ともいえません。
近年の新しい熟茶は、使用されている茶葉や加工技術の変化により、たとえ長期保存したとしてもこれに匹敵する風味は期待できないことから、希少価値が出始めています。
再出品する品は、2004年の当店が初入荷した品と全く同じ出所です。同じ茶商の倉庫からのものです。もちろん広州の温暖湿潤な倉庫にて熟成はさらに進んでいます。
「白露」と呼ばれる成分の浮き出た部分は、以前の品に比べて増えています。広州の倉庫で温度と湿度のある夏を何度も越した跡です。
再出品にあたって以下の文章と写真は追加や修正をしました。
2009年3月29日
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■このお茶の特徴
西双版納の大葉種喬木の、栄養をたっぷり蓄えた厚みのある茶葉で作られた熟茶です。
渥堆発酵技術の優れた孟海茶廠によって加工され、伝統ある広州の茶商の倉庫で保存熟成され、円熟の仕上がりです。
1995年の品です。
1995年頃は伝統的な倉庫熟成の高級プーアール茶が少数派となり始めた頃でした。(現在から振り返ってみると)。
2002年~2007年まで、中国大陸でのプーアール茶需要は爆発的に増え、それに対応するような新しい熟茶が作られました。倉庫熟成を必要としない製品が主流となりましたが、その影に隠れながら、一部で老味(倉庫熟成の風味)の高級プーアール茶を根強く愛するファンが香港や広東を中心に居て、少なくとも10年モノ、つまり1995年頃より以前の品を求め続けました。
老茶の価格相場は新しいプーアール茶とは異なった動きをし、2007年を境にした中国大陸でのブームの終焉とは関係なく、2008年、2009年と安定して価格が上昇し続けています。2008年9月に米国から始まった金融破綻が中国にも少なからず影響を与えていますが、国内需要の活発な中国では、お金持ちのトップバッターの交替はあっても、老茶ファンの数を減らすような影響は無く、むしろ2008年の年末頃から、老茶市場は再び活発に動き始めています。
■このお茶の茶葉について
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